計画づくりの助言
補助金の事業計画は、申請者自身が作ることを制度の側が前提にしています。口頭審査の対象になった場合も、本人が対応する仕組みです。当事務所は、計画の組み立て、数値目標の根拠づくり、要件の確認について助言します。
設備投資に関わる国・県・市町村の制度を中心に、要件の読み解きから事業計画・収支計画づくりの助言、採択後の報告の進め方まで、設備の技術的な実現性を踏まえて支援します。
自社のどの工程をどうしたいのかが決まれば、当てはまる制度も、その中で選ぶ型も絞られます。
設備の実務と経営支援の両方から、投資として成り立つ計画づくりを助言します。申請書類の作成・代行は引き受けません。
補助金の事業計画は、申請者自身が作ることを制度の側が前提にしています。口頭審査の対象になった場合も、本人が対応する仕組みです。当事務所は、計画の組み立て、数値目標の根拠づくり、要件の確認について助言します。
計画に書いた設備がその工程で見込んだ効果を出せるかを、仕様、レイアウト、安全対策、立ち上げの段取りまで、設備の側から確かめます。
先端設備等導入計画の事前確認や持続化補助金の事業支援計画書のように、認定支援機関や商工会・商工会議所の関与が要件の制度では、商工会議所・商工会と連携して進めます。
対象工程を先に決め、順を追って制度を見ていきます。使える制度がなければ、見送るのも結論のひとつとしてお伝えします。
代表 渡邊 大補(中小企業診断士)代表プロフィール初回相談(無料)の進め方
制度は、その投資が何のためのものかで分かれています。会社としてやりたいことから引くと、次のように整理できます。
| 会社としてやりたいこと | 制度 |
|---|---|
| 今ある製品を、今より少ない人手で作り続ける | 中小企業省力化投資補助金 |
| 自社の技術で新しい製品やサービスを開発する、新しい市場へ進出する、輸出に向けた体制を整える | 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 |
| 3〜5年の計画を承認してもらい、融資や保証の特例と県の支援策を使う | 経営革新計画 |
| 国の補助金に県の補助を上乗せする、または市町村の補助を使う | 大分県・市町村の上乗せ・独自補助 |
| 設備投資にかかる固定資産税を軽くする | 先端設備等導入計画 |
| ITツール(ソフトウェアやサービス)を導入する | デジタル化・AI導入補助金 |
| 販路を開拓する(小規模事業者) | 小規模事業者持続化補助金 |
制度ごとに、仕組みと当事務所の支援内容をまとめています。小規模事業者持続化補助金や事業承継・M&A補助金のように、このページで詳しく扱っていない制度についてもご相談ください。
人手不足に対応して、今ある仕事を今より少ない人手で回すための設備投資を補助する国の制度です。オーダーメイド設備を対象とする「一般型」と、登録済みの汎用製品から選ぶ「カタログ注文型」があります。
革新的な新製品・新サービスの開発、既存事業とは異なる市場や高付加価値事業への進出、輸出に向けた国内体制の強化を補助する国の制度です。目的ごとに枠が分かれています。
新たな事業活動によって経営を相当程度向上させる3〜5年の計画を、県知事が承認する制度です。承認は県制度資金の低利融資、信用保証の特例、県の補助金の入口になります。
国の補助金に県が上乗せする制度と、市町村が独自に設備投資を補助する制度が、年度ごとの予算で設けられています。どちらも国の制度との関係に決まりがあり、申請の順番を誤ると使えなくなることがあります。
設備投資で労働生産性を高める計画を市区町村が認定する制度です。認定を受けた計画に従って取得した設備は、条件を満たすと固定資産税が軽減されます。
業務の効率化や生産性の向上に役立つITツール(AIを含むソフトウェアやサービスなど)の導入を補助する国の制度です。導入の目的に応じて枠が分かれています。
国や自治体の補助金には、設備を発注する時期や資金繰りを左右する決まりがあります。計画を立てる前に知っておくと、段取りを組み直さずに済みます。
国の補助金では原則として、交付決定を受けた後に契約・発注した経費が補助の対象です。採択の通知が届いても、交付決定の前に発注した設備は対象から外れます。市町村の補助にも、同じ決まりを置くものがあります。
補助金は原則として、設備の支払いを済ませて実績報告を出し、補助額が確定した後に支払われます。それまでの設備代金は、自己資金や借入れで立て替えます。受け取った補助金はその年度の収入として法人税などの課税対象になり、設備の取得に充てた分は圧縮記帳を使えることがあります。
国の補助金では、事業が終わった後も数年にわたり、生産性や賃金の状況を報告します。賃金に関する目標(給与支給総額や事業場内最低賃金)に届かない場合は、補助金の返還を求められることがあります。
補助金で取得した一定額以上の設備は、決められた期間(国の補助金では耐用年数の間)、売却・貸付・担保への提供・廃棄のほか、補助事業以外の用途に使うときにも事前の承認が要ります。新事業のための補助金では、既存の事業に使うことも補助事業以外の用途にあたります。承認を得て処分するときは、残存簿価などに応じた額を、その設備に充てた補助金の額を上限に納めます。
国の補助金の多くは電子申請で、GビズIDプライムアカウントが必要です。取得までに日数を要することもあるため、申請を考え始めた時点で手続きを進めます。
制度は違っても、生産性の伸びと賃上げの両方を約束する点は変わりません。その計画づくりでは、次のところで手が止まりがちです。
省力化の効果を示すには、工程ごとの作業時間を測ることになります。手間はかかりますが、採否がどちらに転んでも、測った結果は会社に残ります。
事業計画には、どの工程をどう変えるか、どの機械をいつ入れるか、動き出した後に誰が面倒を見るかを書きます。設備を入れるなら、どこかで決めることばかりです。申請を機に前倒しで決めている、と考えるほうが実態に近いはずです。
省力化投資補助金の一般型では、事業計画づくりから、口頭審査の対象になったときの対応、完了後の報告まで、社内の誰かが数か月から数年にわたって手を動かします。その人がいるかどうかは、補助率や上限額と同じくらい大きな条件です。カタログ注文型は申請が簡易で、販売事業者と共同で進められます。
制度を先に決めると、数字の出やすい工程が選ばれます。数字は作れても、現場でいちばん困っている工程は別にあることが多く、補助金が下りた後に困りごとが残ります。
STEP 1
何のための投資かを確かめ、対象とする工程を決めます。
STEP 2
目的に合う制度と型を選び、賃上げなどの要件を自社の数字に当てはめて確認します。
STEP 3
現場の実測をもとに数値目標の根拠を組み立て、設備の実現性と収支の見通しを確かめます。
STEP 4
申請者ご自身が作成・提出します。当事務所は内容を確認し、助言します。
STEP 5
交付申請から実績報告、その後数年にわたる効果報告までの進め方を整理します。
費用は制度と計画の範囲によって異なります。
進め方とお見積りをご提示します。
使える制度があるかどうか、決まっていない段階からご相談ください。